確認時にやりがちなこと

またまた強制的に研修に参加してます。
今度はプロジェクトマネジメントです。PMBOKとかCMMとかです。
それに絡めて要求管理についてのお話のところでちょっとだけ”おぉ”と思った内容があったので書いてみます。

とある仕様の打ち合わせの場を想定してください。

  • お客様:「ここにさぁ、カレンダーを表示するボタンをぱっと置いてほしいんだよ。簡単でしょ?」

ということを言われたときに技術者のほとんどが「できる」「できない」のどちらかで回答してしまうそうです(できますが費用がかかりますとかってのも同じ)。
・・・すんません、いつも「できる・できない」って言ってました。

で、これをお客様に押し切られる可能性が高いそうです。だめじゃんorz

これを防ぐためにはこう聞けばいいそうです。

  • 「なるほど、わかりました。ところで何故その機能が必要なんでしょうか?その目的は?」

これできちんと背景や用途目的がすぱっと説明できる場合は、お客様にとっての必要性も高いので他の機能との優先度を確認することが必要になると判断できます。一方で答えにくい場合やあまり説得力のない場合は思いつきだったりする可能性が高いのだそうです。

他にもかなりいい内容で、頭痛を耐えて聞く価値があってよかったぁ。
明日も続けて研修なのでコストに見合った分はがっつり吸収できるようにがんばります。