デブサミ2005 2日目

昨日はきつくて書けなかったので今日まとめてみます。
2日目は朝からでした。個々印象に残ったものを挙げてみます。

システム開発の見積経験則

かなり現実的・ビジネス寄りな内容でした。印象的だったのは以下のフレーズ。

  • ユーザ業務を「聞く」のではなく「聞き出す」ことが大切
  • SE別に生産性を計測しそれを見積に利用する(生産率は個人差で大きく変わるため)
  • ビジネスの世界にFPのような学問的な見積手法はふさわしくない。

Enterprise Unified Process(EUP)入門

アジャイルモデリングと思ってたら違っていました。

  • EUPはフェーズを保守・運用・システム切り替えまで広げたRUP拡張版
  • 「EUP導入には、RUP導入済が条件」って、うちはまだRUP導入できてませんから、残念!

ソフトウェア開発の「見える化

今回のデブサミで1番期待していたセッション。期待以上のものが収穫できました。今も他業種からどん欲に「見える化」に関するアイデアを収集しているみたいです。すごく印象的だったのは、野球のスコアボードのお話です。観客がどの回から入ってきても、点数、選手、打席、審判等がぱっとみてすぐ分かります。このようなものがソフト開発の現場にあることで情報共有を促進させ、誤解も起こりにくくなると感じました。

Seasar2S2JSFのイントロ

初めてなりきり眼鏡のひがさんが見れました。サンプルがアルコールとワインに変わっていましたが、これってid:tokyoska11さんのところで取り上げられていたネタなのでは?

S2JSFによるプレゼンテーション層の革命

デモ時に実行サンプルを動かしているつもりがモックでした、という部分が2回くらいありました。でもこれってさりげなくすごいことなんじゃないでしょうか。S2JSF恐るべし!