コーチング

新宿で1日コースを受講してきました。体調は良くなかったけど、すごく楽しめました。
今回も講師に恵まれていて、日経関連の雑誌にも連載されているグローバルナレッジの田中さんだったのでびっくり。やっぱり関東でのセミナーって業界の有名人から直接話を聞くことができる確率が高いですね。
さて、コーチングは以前から書籍などで勉強していくらかは実践してきたつもりだったのですが、どうもうまくいかなかったり、納得できない点とかがありました。で、そこらへんを講師に確認したら以下のような解答が返ってきて、すごく気が楽になりました。参考までに書いておきます。

  • 質問:本とか読むと、その場で相手のほうから解決策等を導き出せているが、1回のコーチングでそこまで終わらせるようなものなのか?
    • 解答:そうではない。何度も必要なケースのほうが多いかも。1度のコーチングで相手から解決策を引き出せなかったら、また時間をおいてコーチングすればよい。それでダメならまた時間をおいてやる。
  • 質問:サーバダウン等で自分が直接対応したほうが良い場合でもOJT指導者は手出しせずにコーチングで対応するものなのか?
    • 解答:緊急度の高い問題が発生した場合にコーチングなんかやっちゃだめ。まずは問題解決に専念。その後で落ち着いてからコーチングすればよい。
  • 質問:進め方、展開について常に先を見越して論理的に考え、質問を投げかけるものか?
    • 解答:まず、コーチング時の質問は相手が話した直前の内容について深く深く掘り下げるような質問をしていくのを心がける。論理的な展開を必死に考えながらコーチングするのは難易度が高くプロの領域と考えておけばよいのでは?

とりあえずコーチングの基本は「知る」ことができたので、実践あるのみですね。

追記:関係ないですが、7月上旬にファシリテーションの講座もあるようです。興味のある方は参加してみてはどうでしょう?(と、宣伝してみる(^^;)