新しい技術でコストが下がっていないことについて

ちょっと心に響きました。というのも、最近、予算管理等のお金に関する作業をよくやっていることもあり、見積などに敏感に反応するようになったのですが、そこで「最新技術を使いこなすことが予算的に安くなることにつながるのだろうか?」ということをよく思うようになりました。個人的な考えでは最新技術を使うことの目的は以下の2つに集約されるのかなと思っています。

  1. 今までできなかったことができるようになる
  2. 今までの作業コストを大幅に削減することができる

今までできなかったとができるようになるという部分についての最近の代表格とはリッチクライアントでしょう。例えばインターフェースがFlashでバックエンドがJ2EEのような構成ってのも、今では当たり前になりつつありますが、2,3年前では最新技術にあたる分野だった思います。これにより、VB等では難しかったアニメーションを駆使した画面を作ることができるようになりました。
ただし、この観点はどちらかというと、技術者的思考に基づくものかもしれません。本当にコンピュータに詳しくない方にとっては、リッチクライアントとか力説してもいまいち通じません。逆にそのような方々にも通用するのは、コスト削減に関する部分ではないかと思います。
個人的には1の観点しか持っていませんでした。そうですよね、新しい技術でコスト削減できるってのもありですよね。
羽生さんが力説しているのは、新しいモノがより安く実装できるような工夫をしないと日本の将来暗いですよとおっしゃっているように思います(間違っていたらすみません)
そういう意味ではもっと大局的に物事を見つつ、改善していく努力を怠らないような決意が必要なのでしょうね。
・・・と書きながら、今の自分にはその決意があまりないので、少しずつ改善していきますです(^^;