モックアップによる確認作業

開発の手戻りを防ぐ意味で非常に有効だと思っています。モックアップを本格的に使った開発はまだ経験がないのですが、新規プロジェクトではぜひやってみたいと考えていました。
が、要件定義フェーズでいきなりモックアップを使ったヒアリングを進めると「木を見て森を見ず」状態に陥り、作業が進展しない可能性があるのかなと感じ始めています。もっと大局的にお客様の業務を把握しなければならないときにモック上の項目有無や表示位置に議論が終始してしまうようです。でも一方でたたき台という位置づけでモックアップがあったほうが議論が先に進みやすくなる場合もあるし、お客様のおぼろげなイメージがモックアップを見ることで明確化し、指摘や改善案も引き出しやすいというメリットもあるはず。
ここらへんは、支援中に何が問題で、どうすればよくなるのか、モックアップを使った作業の進め方について、しっかり検討しておこうと思います。
(もっぱら、現在の支援先が業務分析をきっちりやらず、いきなりモックアップを見せつけてしまったのがまずかっただけかもしれませんが)