新バージョンを使う上での注意点

一時期、新機能の売り文句にことごとく乗せられては痛い思いをしてきました。「これですごいことができるようになる!」と思いこんで使ってみると、DBが不安定になったり、突然Pro*Cのバッチ処理がコアダンプを吐いて止まったりと、良く分からない動作が発生したりします。で、サポセンに問い合わせると大概が「バグです。その初期化パラメータは使わないでください」という回答がきます。おいおい、散々カタログやサイトで宣伝してたやんか!ってツッコミたくなりますが、バグだからどうしようもありません。パッチが出るまで待つしかありません。パッチセットで回避できるのがほとんどだと思いますが、ここで違う問題が発生します。ファーストリリースはパッチセットがマイナーリリースがあるると大概止まってしまいます。つまり、バグ回避のために新しいOracleにバージョンアップしないといけなくなるのです。
 ということでまとめると「新機能を使いたいのであればR2以降を使いましょう。できれば前回バージョンに実装された機能までを使って初期化パラメータの設定を行い、DB構築しましょう」につきると思っています。
 と言いつつも未だに新規機能に目がいってしまい、こっそり設定したくなる自分は懲りてないんでしょう(^^;