Curlが思ってた以上に良かった

社内でリッチクライアント講座ということでCurlに関する商品説明があったのですが、今まで眼中にもなかったものの、社内の業務システム構築という観点では「アリ」なんだなぁと思いました。
ひがさんが何故S2Curlを用意しようと考えたのか少しだけ分かった気がします。
個人的に斬新だったのは以下の通り。

  • ランタイムを何個もインストールでき、かつ、アプリの動作はそれらに応じたランタイムで動作可能。つまり最新のランタイムに応じたプログラム修正が不要ということ。
  • ローカルファイルを直接Curlアプリケーションにドラッグ&ドロップすることができる
  • オフラインアプリケーションとして実行可能
  • Webブラウザの戻るボタンやF5キーを無理矢理無効にする機能がある
  • 3Dを描画するためのAPIが用意されている
  • 約4000ものAPIが存在
  • IDEのヘルプのサンプルが豊富。特によさげだったのはそのサンプル用コードをヘルプ上で直接編集し実行確認することができるところ
  • サーバサイド技術を選ばない(てっきりサーバ側もCurlで書くのかと思っていました)

欠点と思った箇所は以下の通りです。

  • コード記述が独特
  • ランタイムがでかい(V4.0だと約7M)
  • お金が若干高め?(サーバライセンス150万円、専用開発IDEが約6万円)
  • アイドル時間がしばらくあってから復帰すると何故か処理がすごく重たくなる(たまたま?)

気楽に始めるものではありませんが、思ってた以上にすごくて食わず嫌いは良くないなぁと反省してしまいました。
まぁ、実際の開発で利用するかといえば別問題なのですが(^^;