マジカセミナー感想

市ヶ谷で聞いてきました。2部構成になっていて、1部では実戦してきた内容を交えてABC(Activity Based Costing:活動基準原価計算)やBSC(Balanced ScoreCard)等に関するお話、2部ではそのABCやBSCを実戦する上で足りないピースを埋めるためどのようにマジカを使うのかというお話でした。

まず、全体の感想として非常に「濃かった」です。こんなお話をタダで聞けるなんてそうざらにはないですしね。若干、1部のお話がまだ自分の中でしっくり理解しきれていないところがあるので、もうちょっと時間をかけてじっくり資料を読み進めてみたいと思います。はぶさん曰く、発表者の今泉さんの資料はものすごいネタが満載だったとか。しかも生々しいデータを公開されていてすごい!ということらしいです。参加された方は再度見直されてみてはいかがでしょうか?

あと、マジカのほうもいつもと違う内容でした。まずトップ経営層が決めるToBeではなく、現場がやっているお仕事のAsIsを分析するものであることを明言されていました。その中でAsIs分析においてABCを実戦する上での課題もマジカを使えばクリアできるというのもおもしろかったです。課題とはタスクやアクティビティの粒度が不一致である点や漏れが発生した場合の追求コストが高いというものです。まず粒度不一致の課題はマジカカードでタスクを粒度が一致することになります。またマジカはボトムアップ形式でタスクやアクティビティの漏れを発見したときにボトムアップ形式で簡単に追加していくことができるため、修正時のコストを非常に低く抑えることができます。
ちなみにBSCの作成ってすごく難しそうに思えました。もしかして将来のマジカでは、このToBeについても簡単にまとめあげられるようになると便利なのかなーと思ったりしました。

さて、せっかく良い話を聞いただけではもったいないので、まずは現場で部分的に導入していってみたいと思うものの、いきなりじゃ無理なのでまずは自分1人でやってみようと思います。