リーダーシップ研修の内容

自分の整理のためにまとめてみました。
お暇なかたはどうぞ。

チームマネジメント〜基本理論(人と集団のメカニズム)

講師:上智大学教授 小林氏


理想のチームとは?

  • 具体的に言えば昨年の千葉ロッテ(バレンタイン監督)

経営とは?

  • 会社での人の働き・営み・活動
    • 複数人だと協働が必要となり、その成果の要因に強く影響するのがリーダーシップである

チームマネジメントの必要性

  • 経営の活動は、1)管理→2)作業→3)成果 という流れ。
  • この中で1)管理によって作業の善し悪しが決まる
  • 管理は成果の水準に大きく影響する(経営の間接的活動)
  • 作業以上に重要
  • 管理 > 作業 > 成果 である
  • 高齢化社会、疎なコミュニケーション社会のなかで、よりチームマネジメントの必要性・重要性が高まっている

チーム

  • 要素
    • 協働
    • 役割分担
    • 思いやり

創発的特性」

  • チーム3要素がうまく組み合わさると発生
  • 成果の総和にプラスアルファで加わるモノ
  • まずいとマイナスに働くこともある

小集団

  • 定義
    • フェイスツーフェイスの関係
    • お互いどんな反応を示すか知っている関係
    • われわれ意識がある
  • 発達段階
    • 1)オリエンテーション
    • 2)対決
      • 目標の明確化
    • 3)分化
      • 集団基準/模範
      • 逸脱行為をした人を圧力で無理矢理同調させる
    • 4)協力
      • 理想状態(効果的集団)
      • 目標
      • チーム維持
      • 雰囲気
  • 集団に関する有名な実験

リーダーシップ

  • 意図して集団効果を高める人
  • メンバーがリーダを需要する要素
    • 1)報酬勢力(お金)
    • 2)強制勢力(命令、罰)
    • 3)正当勢力(正しさ)
    • 4)準拠勢力(あこがれ)
    • 5)専門勢力(スキル・経験)
    • 外在的動機付け要因(1)〜2))
    • 非効果的リーダーシップへの傾向あり
    • 内在的動機付け要因(3)〜5))
    • 効果的リーダーシップへの傾向
  • チームマネジメント
    • 職場集団を「チーム」へ
    • 効果的リーダーシップを適用
    • メンバーの個性に注目

リーダーシップコース

講師:キャリアビジョン研究所 所長 斎藤氏                                                                                                                                           

部下のやる気の引き出し方

  • 1.習熟度が低い部下は、やる気が高い(指示型)
    • 怒鳴ったり、脅したりしない
    • 何を求め、期待しているか明確に理解させる
    • 部下の仕事ぶりに合わせてフィードバック。
    • 決して人格否定をせず、感情的な対立はしない
  • 2.習熟度が中程度の部下は、やる気が低い(コーチ型)
    • 業務内容を詳細に説明
    • 重要性を意識させるよう説明
    • 仕事自体への興味、関心を高めさせる
  • 3.習熟度が中程度の部下は、やる気がまちまち(援助型)
    • 部下に対する権利行使は最小限に留める
    • 部下からの妥当な考え方を取り入れる
    • 部下がコントロールしているという意識を持たせる
    • 意見を奨励する
  • 4.習熟度が高い部下は、やる気が高い(委任型)
    • 業務遂行に対して大幅な柔軟性のある選択権を認める
    • 必要な権限を認める
    • 部下にバックアップを受けていると感じさせる
    • 斬新な活動を奨励する

職場状況分析

  • メンバ集団のパワー(積極的)
  • リーダー行動(集団の維持、目標達成)
  • 管理構想(ビジョン)
  • しくみづくり(職場運営、経験の場)
  • 集団の活性度(信頼、コミュニケーション)
  • 集団の革新度(新しいアイデアを試す、職場の革新)
  • 革新をつくるしくみ(アイデア提案、変化対応)
  • 革新の需要(新しい考えが取り込める)
  • マネジメントパワー(管理者の影響度)

カウンセリング・マインド

  • 従業員の3〜5%が「うつ」
  • 職場の蓄積疲労
    • 脳内出血が最も多い
  • 自殺者増加
    • 3万人以上(2004年度)
    • 主な原因
      • 友人が不在
      • 健康問題
      • 経済的問題
      • 社交的でありいい人
      • 環境変化
  • カウンセリング・マインドとは?
    • まず観察する(気配り、目配り、心配り)
    • 気づきを心がける(いつもと違う状態に注意を払う)
    • 声をかける(「どうしたの?元気ないんじゃない?」)
    • 応答してあげる
      • 1)受容する(無条件に!)
      • 2)オーム返しで聞く
      • 3)状況を明確にする
      • 4)質問する(オープン&クローズクエスチョン)
  • 部下に対して
    • 生き方を尊重してあげる
    • 行動を蛙
    • 背景を読み取る
      • 勝手な推量、推察、判断できめつけない
  • 上司・部下間の関係作りに注意を払う