Enterpriseで本格稼働を始めるFlashリッチインターネットアプリケーション最新情報

本日、PM14:00から日本ORACLE本社でMacromedia Flexを中心とした無料セミナーに参加してきました。主にFlexの宣伝だったのですが、いやはや、スタラジでひがさんがおっしゃってた通りでした。
間違っているかもしれませんが、今日聞いた話を整理してみます。

  • FlexとはWebコンテナ上で動く以下の構成要素を意味するもの。
    • Flex Application Framework(開発者向け言語&クラスライブラリ)
    • Flex Runtime Services(運用向けサービス(デプロイ、チューニング等)
  • 言語はMXMLという独自のXML。画面サイズや色等は全て属性として簡単に記述できる。これをFlex Presentation Server上に配置(デプロイ?)して使うみたい。
  • 実行方法は以下の手順。
    1. ユーザからhttp://〜/app.mxmlというURLにアクセスする
    2. Flex Presentation Serverがapp.mxmlのアクセスを検出し、そのファイルをもとに動的コンパイルを実行してSWFファイルを作成し、クライアント側へ渡す。
    3. 以降、クライアントPC上のSWFファイルからこのFlex Presentation Server経由でアプリケーションサーバにアクセスすることになる
  • Flex用開発IDE(コードネームBrady)は、FlashMXの開発スタイルと全然違う。どちらかというと、Dreamweaverに近い。んで、すんげー使いたい!
    • 本当に2Wayが実現できていた(mxネームスペースに準じたXMLタグをがんがん書いていくことで、どんどん画面ができあがる。逆にDreamWeaverのようにデザインと同期してるので、コンポーネントをドラッグ&ドロップすると、自動でXMLタグも更新される)
    • デバッグ環境が強化されている(デモではIDEの下部に表示されるネットワーク監視モニタで、Webサービスの通信状態を見せていました)
    • JavaのSwingのようなレイアウトマネージャが存在しており、自動的に配置や幅を調整する機能が備わっている
  • 基本的にメモ帳とかでもMXMLがかけて、それを実行するFlexPresentationServerがあればFlashのSWFファイルが生成できる
  • Eclipse向けMXML作成支援プラグインを開発中。2004秋リリース予定(有償か無償か不明)

純粋に「これでお仕事したいなぁ」と思いました。ちなみに価格は一切ふれてませんでしたが、聞くところによるとかなりお高めの価格設定のようなのでしばらく様子見ですかね。
最後にマクロメディアからの宣伝文句を。「Flexってなぁに?」と聞かれたら以下のように答えてください。

XMLを使ってFlashアプリケーションが開発できるサーバーソリューション

・・・うちの上司に同じことを話したら、「はぁ?」と言われてしまいましたが(^^;