マジカ第2回

協力メンバの冷たい視線を感じつつ、無理矢理参加してきました(爆)。
いろいろな疑問点について解決しただけ参加した甲斐がありました。
今回は前回の復習をした後にカードの説明とそのカードの貼り付け方と疑問点の荒い出し方について説明を受けた後、演習を行いました。演習の内容はある業務フローについてマジカ形式で置き直したときにどうなるか、また疑問点はどう出てくるかということを確認するというものでした。演習をするまでおぼろげな感じで受け取っていたことが、演習をした途端、すごくリアルに業務フローに対する疑問点や問題点がバシバシでてくることで、マジカについてかなりはっきり把握できてきかなという感じがしました。
ちなみに今回のセミナーで僕が発見した内容は以下の通りです。

  • 他人から押しつけられたカードよりも自分が切り取ったカードに対して業務内容を記入していくほうが心理的に受け付けやすいみたい。
  • できるだけ基本カード(5枚)で書いていく。応用カードも含めるとカード数が多すぎて用途先について混乱を招くおそれがある
  • 4枚以上マジカを配置しようとしているところは異なる業務が混ざっているか、作業のタイミングが異なる(日が違う等)場合がほとんど。
  • カードをつないでいくときの主語は「私」となる。なぜなら作成するカードは全て自分の業務を洗い出しているから。
  • マジカのルールを正しく実践するのが目的ではない。あくまでお客様から現状業務をたくさん引き出すことが目的であることを十分意識しておくこと。
  • マジカはユースケースの粒度を揃えることができやすい(範囲を限定できるから)
  • ループ処理を表現しようとした場合、1回目と2回目で別々の業務フローに分ける必要がある。例えば申請についても1回目と2回目でイベントの発生タイミングが異なる。ということは一見同じようなものでも実は別々の業務として分けることが可能であると推測することができる。
  • 1業務カレンダーは、マジカ4枚(起承転結)を貼り付けたものに対応する
  • マジカの左側に位置するのは業務のある作業を「主体的」に行う人が必ずくる。
  • マジカの枠組は以下の縛りを設けることによって、一般的な業務フローについてもチェック機能が有効に働くことができる
    • イベントの発生タイミング
    • 入出力
    • 1業務に対する起承転結
  • 結構、はさみで切り分けるのって難しい(^^;

ちなみに第3回目ではぜひともマジカをいかにお客様に対してスムーズに導入していくかを聞きたいところです。
最後にセミナーと関係ないですが文脈力って重要なんだなと再認識しました。